2011年7月9日土曜日

一燈照隅万燈照国~震災支援七夕花展~



















生け花インターナショナルという
流派、国籍を超えた団体が催す、
「震災支援七夕花展」にゲスト参加した。

震災支援ということで、
それらしいテーマ性をもって
作ることにした。

一燈照隅万燈照国

最澄の言葉で、隅を照らす一つの灯も
数多く集まれば、国を照らすことになるの意。

艶消し黒の着色木を組んで表現した暗闇の中で、
中央に配置した金に着色したキングプロテアで
一つの燈を表現...したつもり。

七夕らしく?着物の端切れを垂れ下げてみた。

生の素材がなさ過ぎるのもどうかということで、
表に面白い柄があり、裏が赤いカラテアの葉を入れ、
レッドウィローの長い枝で伸び上がっていく様を
表現....したつもり。

書道ソフトでインクジェット用和紙に
ヘタクソ文字をプリントして木に貼付けた。
見た人に意図がわかっていただけただろうか?

展示場所は、グレード高めのホテルのロビー。
後ろには、レストランがあって、
写真では人の姿を削除したが、
食事する客やチェックインする客に横目で
見られながらの生け込みで緊張感漂う光景だった。

打ち合わせに全く不参加だったため、
展示環境が行ってみるまでわからなかったが、
こんなにロビーの真ん中であれば、
もっと花を豊富に入れた華やかなものにすれば
よかったかもとやや反省。

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