NHKスペシャル「ふしぎがり~まどみちお」を見た。
「ぞうさん」の作詞で有名なまどみちおさんは、100歳になったそうだ。
奥さんも93歳でご健在、まどさんは病院で生活されており、
ときおり奥さんが杖をついてお見舞いにくる。
まどさんは病院にあっても、驚きや発見があって不思議がって
詩にすることを続けていらっしゃる。
年を重ねるとだんだん気力が薄れていくものらしいが、
息を吸う事の次に言葉が大事と、車いすで景色を眺めては、
創作を重ねていることは、スゴいことだが、ご本人には自然なこと
なのかもしれない。
「ぞうさん」の歌詞は、ゾウに鼻が長いねと言うと、
「鼻が長くて変だね」と言っていることになる、
「母さんも長いのよ」と好きなお母さんと同じだと言う事で
誇らしげに思っていることを表現し、ゾウが鼻が長いまま
生きていることがすばらしいことと説明されている。
子供の頃なにげなく歌っていた歌にそんな深い意味があった
なんてしらなかった。
食べているタタミイワシが子供のイワシが集まったものであることから
小さな命を食べて自分が生きながられえていると感じる
ピュアな感性を持ち続けていらっしゃるが、
戦場を経験され、戦争に協力する詩を書いたことを後悔し続けていらっしゃる、
お子さんも先立たせている、奥さんにアルツハイマーにも難儀されている。
苦労の少ない人生がピュアな感性を
生むわけではないことがわかる。
まどさんの半分の人生でズボラな生活をしてる場合じゃないとやや反省.....。
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