2011年2月18日金曜日

戸塚宏氏の主張

Podcastで戸塚宏氏が出演している
ラジオ番組を聞いた。
今、戸塚ヨットスクールのドキュメンタリー映画
「平成ジレンマ」が公開されている。
http://www.heiseidilemma.jp/

いわゆる戸塚ヨットスクール事件から
30年だそうだ。手錠姿でガッツポーズをとる姿が、
目に焼き付いているが、出所後またスクールを再開している。
私がやらなければ誰がやる!と、ここまで貫き通す精神力はスゴい。

800人近くいるこのスクールに関わった者の内、
600人にいい結果が出ており、改善がなかったり、
悪化した者は途中で脱走した者がほとんど、
生徒が死亡したこと(または行方不明)に関しては、
あれは事件ではなく事故、マスコミが事件に
仕立て上げたのだ、生徒を殺して何の得があるのかと
主張する。

体罰を恐れる教師、理不尽な理由で教師を
責め立てる保護者、確かに今の教育現場はおかしい。

日本も韓国のように徴兵制を導入しては
どうかという意見があるが、
一理あるかなと思うことがある。

当時は生徒を虐待する悪い校長の印象しかなかったが、
印象が変わった気がする。

こういった発言もあった。
「私はイジメを推奨しています」

この真意は、例えば体力的に優れている者が、
劣っている人間をいじめることは推奨する、
いじめられることによって劣った者が強くなるから。
容姿などのイジメは含まれないとのことのようだ。

この発言は、理解できなかった。
いじめる側の限度もあるし、
イジメによってナニクソと強くなる者もいるが、
耐えられない資質の者いる。

人には、生まれもって優れたところと劣っている
ところがあるが、訓練ですべてが解消されるとは
限らない、精神や才能が筋肉を鍛えるようにダンベルで
強くなるなら簡単なことだ。

予告編でも校長の殴る蹴る場面があるが、やはり抵抗がある。
愛情をもって殴れない親いるから換わりに殴っているのだろうが、
もう少し違う方法はないものかと思う。

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