2010年3月21日日曜日

経鼻内視鏡検査

先々週、会社の検診を受けた際、
オプションの内視鏡検査を受けた。
従来は口からだったが、細いカメラを鼻から
入れるので負担が少ないとのことでやることにした。

消化器官に内部障害を持っているため、
胃には常に負担がかかっているので、
問題があっても不思議はないと常日頃思っている。

胃の内部をキレイするものとやらを紙コップから飲んで
横になって行き渡らせるため、ゴロゴロとした後、
鼻に麻酔薬を入れる。
その後、以前は何度も味わった独特の検査室の雰囲気を
感じつつ、右鼻から挿入するため、左を下にして寝て挿入。

女性看護士さんが、右肩に優しく手を置いて赤ちゃんを
あやすように静かにたたいてくれる。
「上手ですね」と言って鼻から食道を通ると、
どこかに行ってしまった。
カメラを入れてもらうだけで何が上手なんだろうと思いつつ、
終わるまで肩をたたいてくれるものと思っていたため、
少々残念だなぁと結構、余裕だった。

「潰瘍が出来た跡があります、食道も荒れてますね」と
医師の声。口は動くため、軽く返事をすると、
「組織を取っておきましょう」と手元のカメラから
針金のようなものをスルスルと差し込んでいく。
視線の少し上にモニターがあって、画面いっぱいに
青い液が飛び散った、痛み止めかなにかの薬だろう。
少しチクッとすると、「終わりました」とカメラを抜いて
いった。

結果は、2週間後とのことで、先日、外来に向かった。
「食道潰瘍、逆流性食道炎です」と、1ヶ月の投薬で、
症状が治まったら大丈夫ですとのこと。
内視鏡写真を見せてもらったが、
安心させようと、「跡」と言ったのだろうが、
モニターでは見逃していた潰瘍がしっかり出来ていた。
組織検査は良性だったので、やや安心した。

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