2010年11月24日水曜日

名古屋戦争

河村名古屋市長と市議会の対立をさして、
そう呼ばれているそうだ。

市民税恒久減税、議員給与半減を公約に
当選した河村市長と、ことごとく反対する市議会議員。

市議会解散請求署名を行った河村市長、
その署名に不正があると、市議会側が署名した市民にちゃんと
本人が署名したか確認書を送付、今日その結果が出た。

約46万5000人分の署名中、有効署名数は計35万3791人分となり、
解散の是非を問う住民投票の手続きに必要な法定数(36万5795人)には
達しなかった。

河村市長は、自らの市長出直し選挙、
市議会選挙、自民党の大村秀章衆院議員の立候補を
依頼した愛知県知事選を同時に行うもくろみだ。

正直、恒久減税で好転するかどうかは、わからない。
ただ、その改革を多くの市民が支持したので、
実行してみるしかないと思う。
市議会議員も市民に選出されたと主張するが、
市議会議員一人一人の公約を確認した
上で、選出されたわけではない。

署名の有効無効の確認作業も、いままで行われてきた
幾多の署名もそのような作業を行ってきたのか、
確認署を郵送する費用も税金で行われているはず。
無駄を減らす方向に向かっているはずが、無駄な税金を
使っているようでは、本末転倒だ。

一部の市議会議員の中から河村市長の案を
受け入れようとする動きが出てきた。
やや強引なやり方のように感じることもあるが、
自ら給料を減らし、軽自動車で移動する河村市長が、
市議会議員の給料減額を主張するのは説得力がある。

内容を把握した上で、署名をした人間の一人として
河村市長を支持し、今日の結果に憤りを感じる。

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