秋の花展

今週末は、花展に２つ参加することになった。

日程を確認せずに、二つ返事で出品しますと

言った後で日程がダブっていることに

気づいたがもう遅い。

一つは、大型ショッピングモールの吹き抜けを

中心に飾りつける。

伐採作業を手伝った青竹を組んでオブジェを作り配置。

個人的には、庭木を組んで黒で塗装し、

丸いガラスの花器に、金色のアクリルブロックを敷き詰め、

金に負けないだけの赤やオレンジのナナカマドの紅葉、

実、ケイトウ、赤く塗装した雲竜柳を配した。

ケイトウは、丸くて大きくオレンジの中に

赤がブチの様に混じっている珍しいもので、

花市場で一目惚れしたもの。

当初からのイメージに近いものが出来上がった。

が、手直ししに行った朝、

ガラスの花器ごと組み木から下ろされていて唖然とした。

先生曰く、

何度か倒れたので下に置くことにしたとのこと………

紅葉の葉も落葉が激しいので、

もちのいいものに生け換えるようにとの指示があった。

不安定ではあったが、落下しないか確認、

補強したはずだったが....

止む終えず、横に置くことに……かなり凹む。

もう一つは、ホテルのロビーを飾るもの。

こちらは、構想段階からイメージしていた花材が

手に入らず、白紙状態に……。

庭のザクロが例年になく、たわわに実り、

実ズクシにしてみようと、これまた庭のあるカリン、

野バラ、こちらにもナナカマドの赤い実を使い、

重い実でも倒れないドッシリした花器を

購入していたことを思い出し、これを

使うことにした。急遽変更したわりには、

そこそこおさまった。

ちょっと、迷ったが、カリンの実の上に、

葉にしがみついていたセミの抜け殻がついていた。

気がつく人がいるかどうか微妙な位置にあるが、

気持ち悪がられるか？夏の名残りを感じていただけるか？

まぁ、イタズラ心もあってそのまま生けてみることにした。