2010年2月21日日曜日

サタデープログラム落語会

土曜日、T中学高校で行われるいわゆる市民公開講座
に参加してきた。
地元でも有名な進学校で現役時代は全く縁がなかった
T中学高校ではあるが、
よくある市民講座とは違って柔らかい講座や
親子で工作する教室などもある。

講師も、森田実(政治評論家)、
上野正彦(法医学者)
穀田恵二(日本共産党国会対策委員長)、
京極夏彦(小説家)、向谷実
(音楽家、鉄道愛好家)、石丸幸人(弁護士)、
梨元勝(芸能リポーター)
という多彩な顔ぶれだった。
前回は京極夏彦氏の講座に参加したが、
そのなか、今回は古今亭志ん彌先生の落語講座に参加。

落語好きの母も同行することになった。
毎回学生主体で運営されており、かなりの動員数で、
トラブルが多々起こるが、微笑ましいの範疇。

講座は、前座、二つ目、真打ちの違いや、
座布団は、四方で縫い目のない箇所が一カ所あり、
そこを膝方向に向けるため、
客席側からゆっくり置かなければならないとか、
帰宅する師匠の靴を早くから準備すると、
「早く帰れ」を意味してしまうので、帰宅直前に置かなければ
ならない、黒い靴なので、どれがどの師匠の靴か覚えなければ
いけないので前座の仕事も大変とか、
(雪駄じゃないの?と思ったが)
食わせてもらえるのは前座だけ、二つ目以降は自分の稼ぎ
だけなのでなかなか稼ぐ場所がないなど
興味深い話をお聞きした。

刑務所で落語会を開いた後、町で出所した受刑者に、
「久しぶり!刑務所で会ったな」と言われて困惑した
という話しには笑った。

TVに出る事をよしとされていない方のようで、
メディアであまりお見かけしないが、
落語の腕は確かで、引き込まれた。

ただ、視聴者には子供も多かったが、
場内の雰囲気で出し物を決めると言われていて、
郭話を選択されたのがどうかなと母と話していた。
わからないなりに聞かせといてもいいのかも.....
でも親は質問攻めされると困るでしょうな。

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