車検の時期が来て、長い付き合いの担当者から、
「代車はいりますか?」との問いに、
ちょうど、使う用事があったので、
「お願い、良い車じゃなくてもいいよ。」
と言っておいたが、自分の車を持って行くと、
「用意しときましたよ、電気自動車。」
「えっ!乗り方一緒?」
ビビリのわたくしに対して、同乗して社屋の周りを
一周させてくれた。
う~ん、進化しておる。
車好きの方からみればあたりまえかもしれないが、
車オンチのわたくしからみれば、なんでハンドルに
こんなにボタンがついとるねんレベル。
パソコンのスイッチを入れるように、
ボタンを一押しでインターフェイスが点灯、
「今日も安全運転でお願いします」と
おしゃべりになるし、
シートベルトをつけないと発車できない。
バックすると、カーナビ画面に後ろの映像と
駐車位置の枠が表示される。
ワゴン車や高速バスの運転席では見かけるが、
コンパクトカーにもあるのかと感動。
運転自体は同じなのでもう大丈夫と一人で運転。
発車、減速時には、ウィーンという心地よい音が
微かにするだけで、やはり静か。
周りに音が聞こえないことが車の接近を察知できず、
危険だという報道があったので、
車外からはもっと静かなんだろうと
一旦停止して、音を聞いてみるがやはり静か。
フムフムと乗り込んで車庫に駐車しようとしたら、
パーキングが解除できない!
何度「P」を押しても
「パーキングを解除してください」の表示が出るだけ。
冷や汗が出るところでシートベルトをしていないことに
気づいて装着して無事、解除できた。
どうやら、電気自動車を代車にしたのは、
この際、試乗させてご成約に持ち込もうとの
魂胆もあるだろうが、代車のガソリン代節約の
意図があるのかもしれない。
ガソリンより安く、エコなんだけど、
愛知県内で充電できる場所は、
15箇所、8箇所追加予定、
自宅で充電するための工事は10万円かかる
のだそうだ。マンション住まいの人はどうすんの?
ハイブリッドじゃないので、
まだまだ整備が進まないと普及は難しいと思うが、
N社は思い切ったものだ。
最も、車体自体のお値段がかなりお高いので
わたくしには無縁の車。
「いいでしょう?」との担当者の言葉に、
補助金も出るし、下取り代もいい値がつくし、
この際、買いませんか?の意を察知するが、
「ロト6でも当たったら考えるけどな、ハハハ」
と薄い返しをするだけ、復興宝くじの購入すら
躊躇する貧乏人に買えるはずもなし。
担当者の苦笑いに、
貧乏人に電気自動車すすめても無理か
との意を更に察知する。
バックする際に駐車場の柱にぶつけ、
柱の形に凹んだままの愛車に
乗って帰宅、雑に扱えるコイツが一番落ち着くわ。
2012年2月23日木曜日
死刑弁護人
前回の日記を書いた後、10月に放送され、
録画したまま見ていなかった番組を思い出した。
「死刑弁護人」(芸術祭参加作品)
光市母子殺人事件の被告を
弁護した安田弁護士のドキュメンタリー。
彼は、死刑反対論者で光市のケースのように
被告が犯行を認め、状況証拠もハッキリしている上で、
無期に持ち込もうとするやり方に
鬼畜などと呼ばれ、抗議の手紙なども
番組内で多数紹介されていた。
彼はかつては学生運動に奔走する活動家であった。
司法試験に合格した際も、裁判官や検事になるという
国家権力側に付くことは全く頭になく、
迷わず弁護士を選んだという。
そして、弁護士が敬遠しがちな話題性が高く、
不利な弁護を多く取り扱ってきた。
新宿西口バス放火事件
名古屋女子大生誘拐殺人事件
オウム真理教事件
和歌山カレー事件など。
決して勝ち続けているわけではない。
バス放火事件では、無期に持ち込んだが、
被告人は獄中で自殺した。
名古屋の事件は、被告は死刑判決を受け、
事件を起こしてしまったことを深く後悔しながら、
死刑は自分を最後にして欲しいと
安田氏に訴え死んで行く。
安田氏は処刑後の首に縄の跡がついた遺体を見ながら
救えなかった無力さを痛感したという。
オウム真理教の麻原被告は死刑判決を受ける。
和歌山カレー事件は、林被告から直接、
獄中からの手紙で弁護を依頼される。
この事件は、私個人も林被告の犯行なのか
疑わしいと思っている。
被告が犯行を否認しており、決定的な証拠がない。
林被告は、保険金詐偽で8億もの金を得ており、
決して善人とは言えない。
贅沢な暮らしをしている被告を
落としいれようとする人間がいても不思議はない。
安田氏は、これほどまでに金にこだわる人間が、
何の利益のない事件を起こすはずがないという。
カレー鍋の周辺で林被告が不審な動きを
していたという近隣者の証言は、
16m離れたカーテン越しの二階から
車庫のアクリル板の屋根を通して目撃したという。
安田氏の検証結果では男女の判別もつかなかった。
80人の捜査員で林被告の自宅が捜索され、
4日後にヒ素が発見されたが、
台所の流しの下に白蟻駆除と書かれた容器から
発見されたのだが、何故そんなわかりやすい場所で
4日もかかったのか?
林被告がヒ素をいれて運んだとされる
青い紙コップは、鑑定に出され、
ヒ素が検出されたが、証拠品として保管されている
紙コップは白だということがわかった、
これは捏造されたものではないか?
などという疑問点があるという。
彼は、世論を煽って事実を捻じ曲げて
しまうことがあるとして、
マスコミを極端に嫌っている。
カレー事件の報道が盛んな時期は、
林被告は犯人であるかのような
植え付けがあったように思う。
情報捜索されることは、大変怖いことだ。
このドキュメンタリーの中でも、
安田氏が雨に濡れないように
記者に傘をさしかけるシーンが挿入されている。
これだけでも安田氏に対する印象を
大きく変えてしまう。
私は死刑廃止に反対だし、
光市の事件での対応は死刑制度廃止に
絡んだ対応であって間違っていると思っている。
安田氏は、凶悪な犯罪を起こした犯人でも
必ず更生できると思うかとの問いに、
更生しないことが想像できないと答えている。
彼は性善説に基づいて行動している。
自宅にろくに帰らず、事務所にマットレスを引いて
弁護を続けている安田氏は、
弱者救済の人権弁護人なのだろうか?
死刑廃止を実現したいだけなのだろうか?
マスコミ報道に踊らされず、
客観的に情報を咀嚼しなければと考えさせられた。
だが、原発情報でもわかるように、何が正しいのか
正しくないのか判断することすら難しいのかもしれないと、
不安になってしまう現実もある。
録画したまま見ていなかった番組を思い出した。
「死刑弁護人」(芸術祭参加作品)
光市母子殺人事件の被告を
弁護した安田弁護士のドキュメンタリー。
彼は、死刑反対論者で光市のケースのように
被告が犯行を認め、状況証拠もハッキリしている上で、
無期に持ち込もうとするやり方に
鬼畜などと呼ばれ、抗議の手紙なども
番組内で多数紹介されていた。
彼はかつては学生運動に奔走する活動家であった。
司法試験に合格した際も、裁判官や検事になるという
国家権力側に付くことは全く頭になく、
迷わず弁護士を選んだという。
そして、弁護士が敬遠しがちな話題性が高く、
不利な弁護を多く取り扱ってきた。
新宿西口バス放火事件
名古屋女子大生誘拐殺人事件
オウム真理教事件
和歌山カレー事件など。
決して勝ち続けているわけではない。
バス放火事件では、無期に持ち込んだが、
被告人は獄中で自殺した。
名古屋の事件は、被告は死刑判決を受け、
事件を起こしてしまったことを深く後悔しながら、
死刑は自分を最後にして欲しいと
安田氏に訴え死んで行く。
安田氏は処刑後の首に縄の跡がついた遺体を見ながら
救えなかった無力さを痛感したという。
オウム真理教の麻原被告は死刑判決を受ける。
和歌山カレー事件は、林被告から直接、
獄中からの手紙で弁護を依頼される。
この事件は、私個人も林被告の犯行なのか
疑わしいと思っている。
被告が犯行を否認しており、決定的な証拠がない。
林被告は、保険金詐偽で8億もの金を得ており、
決して善人とは言えない。
贅沢な暮らしをしている被告を
落としいれようとする人間がいても不思議はない。
安田氏は、これほどまでに金にこだわる人間が、
何の利益のない事件を起こすはずがないという。
カレー鍋の周辺で林被告が不審な動きを
していたという近隣者の証言は、
16m離れたカーテン越しの二階から
車庫のアクリル板の屋根を通して目撃したという。
安田氏の検証結果では男女の判別もつかなかった。
80人の捜査員で林被告の自宅が捜索され、
4日後にヒ素が発見されたが、
台所の流しの下に白蟻駆除と書かれた容器から
発見されたのだが、何故そんなわかりやすい場所で
4日もかかったのか?
林被告がヒ素をいれて運んだとされる
青い紙コップは、鑑定に出され、
ヒ素が検出されたが、証拠品として保管されている
紙コップは白だということがわかった、
これは捏造されたものではないか?
などという疑問点があるという。
彼は、世論を煽って事実を捻じ曲げて
しまうことがあるとして、
マスコミを極端に嫌っている。
カレー事件の報道が盛んな時期は、
林被告は犯人であるかのような
植え付けがあったように思う。
情報捜索されることは、大変怖いことだ。
このドキュメンタリーの中でも、
安田氏が雨に濡れないように
記者に傘をさしかけるシーンが挿入されている。
これだけでも安田氏に対する印象を
大きく変えてしまう。
私は死刑廃止に反対だし、
光市の事件での対応は死刑制度廃止に
絡んだ対応であって間違っていると思っている。
安田氏は、凶悪な犯罪を起こした犯人でも
必ず更生できると思うかとの問いに、
更生しないことが想像できないと答えている。
彼は性善説に基づいて行動している。
自宅にろくに帰らず、事務所にマットレスを引いて
弁護を続けている安田氏は、
弱者救済の人権弁護人なのだろうか?
死刑廃止を実現したいだけなのだろうか?
マスコミ報道に踊らされず、
客観的に情報を咀嚼しなければと考えさせられた。
だが、原発情報でもわかるように、何が正しいのか
正しくないのか判断することすら難しいのかもしれないと、
不安になってしまう現実もある。
2012年2月21日火曜日
2012年2月13日月曜日
LG21かR-1
(あればアロエ入りを選択)を愛飲しているが、
どこかのテレビ番組で「R-1はインフルエンザ予防に有効!」と
報道されたようで、入手困難になっているそうだ。
それに伴ってか、こっちでもいいかと思って買われるのか、
LG21も品薄になっているとHPの情報を見て、買い占め確保に
出動した。
心配に及ばず、LG21はいつものように買えたし、
R-1のヨーグルトタイプが2個残っていた。
報道に踊らされるのはどうかと思います…と思いつつ、
予防注射打ってるけど、R-1の2個も買い占めに成功。
予防だから食べたからどうというわけではなく、
探し求めてる人には悪いけど、
やっぱりLG21でいいなぁと思いながら食し、
愛犬モモもおこぼれを食す。
12才のコイツは、LG21のおこぼれももらっているので、
ピロリ菌もないのかもしれん。
2012年2月5日日曜日
犬の声帯除去
某朝番組で白いサモエド犬を連れて全国を回って
いたが、その犬があまりに鳴かないので、
声帯がないのではないかと話題になり、
放送局が事実であることを認めた。
放送局側は、出演決定以前から除去されていたとのこと。
放送に適合させるために、除去したのであれば、
メディアの傲慢と言わざる終えないが、
無駄吠えが多く近所迷惑になるなど、様々な事情があって
声帯除去に踏み切る場合もあるようで、
去勢、避妊と同じじゃないかという声もある。
鳴くという数少ない表現手段を犬から奪ってしまうことにどうしても、
痛々しさしか感じない。
体を傷つけなくても、しつけや防止器具を使う方法もある。
育てられない命を生んでしまわないようにする
去勢、避妊とは意味合いが違うと思う。
我が家のモモは、散歩では他の犬に会ってもほとんど鳴かないが、
教育の失敗もあって、食べたいものが目の前にあると、
後ろ足を跳ね上げながら、鳴き続ける。
怒っても、一分もたたないうちにまた鳴き始め、
目の前から消えるまで鳴き続ける。
正直うるさくてムカッとすることもあるが、鳴いてこその犬でしょう。
いたが、その犬があまりに鳴かないので、
声帯がないのではないかと話題になり、
放送局が事実であることを認めた。
放送局側は、出演決定以前から除去されていたとのこと。
放送に適合させるために、除去したのであれば、
メディアの傲慢と言わざる終えないが、
無駄吠えが多く近所迷惑になるなど、様々な事情があって
声帯除去に踏み切る場合もあるようで、
去勢、避妊と同じじゃないかという声もある。
鳴くという数少ない表現手段を犬から奪ってしまうことにどうしても、
痛々しさしか感じない。
体を傷つけなくても、しつけや防止器具を使う方法もある。
育てられない命を生んでしまわないようにする
去勢、避妊とは意味合いが違うと思う。
我が家のモモは、散歩では他の犬に会ってもほとんど鳴かないが、
教育の失敗もあって、食べたいものが目の前にあると、
後ろ足を跳ね上げながら、鳴き続ける。
怒っても、一分もたたないうちにまた鳴き始め、
目の前から消えるまで鳴き続ける。
正直うるさくてムカッとすることもあるが、鳴いてこその犬でしょう。
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