2012年2月5日日曜日

犬の声帯除去

某朝番組で白いサモエド犬を連れて全国を回って
いたが、その犬があまりに鳴かないので、
声帯がないのではないかと話題になり、
放送局が事実であることを認めた。

放送局側は、出演決定以前から除去されていたとのこと。
放送に適合させるために、除去したのであれば、
メディアの傲慢と言わざる終えないが、
無駄吠えが多く近所迷惑になるなど、様々な事情があって
声帯除去に踏み切る場合もあるようで、
去勢、避妊と同じじゃないかという声もある。

鳴くという数少ない表現手段を犬から奪ってしまうことにどうしても、
痛々しさしか感じない。
体を傷つけなくても、しつけや防止器具を使う方法もある。
育てられない命を生んでしまわないようにする
去勢、避妊とは意味合いが違うと思う。

我が家のモモは、散歩では他の犬に会ってもほとんど鳴かないが、
教育の失敗もあって、食べたいものが目の前にあると、
後ろ足を跳ね上げながら、鳴き続ける。
怒っても、一分もたたないうちにまた鳴き始め、
目の前から消えるまで鳴き続ける。
正直うるさくてムカッとすることもあるが、鳴いてこその犬でしょう。

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