年を重ねるとだんだん誕生日になんの
感慨も感じなくなり、まさか自分が
なると思わなかった年齢を向えることに
違和感を感じるだけになってしまった。
誕生日なんだからと母に外食に行こうと
誘われるが、「今更、嬉しくもないから」
といいつつも、今回も外食することになった。
昨日、テレビを見ていると、
「誕生日は、祝ってもらう日ではなく、
生んでもらった母親に感謝する日」と
聞いた。
そうだったんだ、
誕生日とはそういう日だったんだと、
愕然とした。
思い起こすと、毎年、嬉しくないとか、
めでたくもないとか、
年を取りたくもないとか、
母親に言ってきたような気がする。
お腹を痛めて生んだ子供が難病、
長期入院、数回の手術を経て、
誕生日を向えるたび、
息子のボヤキに近い言葉を聞きながら、
どんな思いで外食に
誘っていたのだろうと想像すると、
自分が情けなくなってきた。
子供のいない自分には
親の気持ちなど
想像しないことだった。
めんとむかっては、言えないけど、
生んでくれて、育ててくれて感謝、感謝です。
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