プロ野球のピッチャー工藤公康氏が、子どもの引きこもりや
不登校に悩む家庭の支援に乗り出すことになったそうだ。
「ひきこもり支援相談士」の資格取得に向け勉強中とのことで、
ひきこもり支援相談士認定協議会の特別サポーターに就任し、
将来は引きこもる子の親を自宅に呼び、
悩みを聞く機会を設ける構想だそうだ。
現在、47才。
名古屋電気高校(現愛知工業大学名電高校)→西武→
ダイエー(現ソフトバンク)→巨人→横浜→西武を経て、
現在、現役続行を宣言するも、移籍先が決まっていない。
阪神ファンとしては、巨人に行ったことはいただけないが、
好きなピッチャーの一人だ。
横浜、昨年の西武時代のピッチングは、
痛々しいまでの内容だった。
これだけの大投手が、なぜここまで現役にこだわるのか?
あるドキュメンタリーでその理由を知った。
工藤がダイエーに移籍した頃、
チームは負け癖がついていて
悔しさも忘れてしまっていた。
王監督に卵が投げつけられるというプロ野球史上、
最も恥ずべき行為も起こった。
若手中心に意識改革をし、嫌われ役を買って出た。
慕ってくる若手が数人おり、その中に藤井将雄がいた。
その後、ダイエーは優勝するまでに成長し、
工藤は巨人に移籍したが、
ダイエーで活躍していた藤井将雄は31才の若さで
肺ガンのため夭折する。
工藤は、墓前で藤井の分まで投げ続けると
誓ったそうだ。
プロ野球選手として、同世代の人間として今後の
行動を見守っていきたい。
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