2011年3月29日火曜日

無縁社会

「無縁社会」というタイトルのテレビ番組を見た。

自分は、何度か入院した経験があるが、
その際に必ず保証人を求められる。
独身なので親の名前を書き入れるが、
その都度、身寄りのないお年寄りはどうするのだろう?
自分も身寄りがなくなったらどうすればいいのだろう?
と常日頃疑問に思っていた。

“きずなの会”というNPO法人が、委託金180万円を払うと
入院、老人ホームへの入所時の保証人になってくれたり、
身の回りの世話、葬儀の面倒もみてくれるという。

ただ、会員の中で全く身寄りのない人は、1割程度で、
身寄りがあっても保証人になってもらえない人が70%だという。

身内に世話になりたくない人もいるが、
子供に世話したくないと言われた人もいるという。
「もう子供に会いたくない、死んでから素顔を見に来てくれればいい」
と語るお年寄りの言葉が痛い。

このNPO法人は引き取り手のない遺骨の管理もしていて、
合同葬儀をしているとのこと。

老人がますます、孤独になっていく。

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