愛知県美術館に「カンディンスキーと青騎士展」を
見てきた。
名古屋市美術館で盛況のゴッホ展開催中の時期に。
あの抽象画を期待して見に行ったが、
属していた
グループ「青騎士」メンバーの作品が多く、
カンディンスキーの作品も抽象画を書き始める前の
作品も多かったので、
やや残念だった。
それよりも常時展示作品の方が、
遥かに面白かった。
藪野 健氏の「登場人物たちの日」は、
濃い青空が目に飛び込み、その下に描かれた架空の都市が、
印象的だった。
古い木製のドアをキャンバスに埋め込んだ
山本直彰氏の「DOOR RN-3」もインパクトがあった。
一通り見終わって10階の吹き抜けに出ると、
一階まで下がっているオブジェを発見し思わず、
手すりから下を見下ろすと、足というより腰がすくんでしまった。
多少、高所が苦手かも程度の自覚はあったが、
ここまですくむとは......年を重ねて恐怖症が悪化した
ような気がする。
そうゆうものなのだろうか?
すくんだまま、すごすごとエスカレーターで降りたが、
早く降りようとエレベーターに切り替えると、
ガラス張りスケルトンのエレベーター....ドア側を見つめた
まま、
一階に到着した。
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