今朝の朝刊一面に
僧侶で作家の玄侑宗久氏のコメントが記載されていた。
震災復興構想会議のメンバーでもある玄侑宗久氏だが、
あるアンケートを紹介している。
「仮設住宅ができたら申し込みますか?」という問いに、
25%が申し込まないと答え、
31%がこのまま避難所にいたいと
答えたという。
なに不自由なく生活している人間には、
実感しにくい結果だが、
身寄りのなくなったお年寄りなどは、
かえって孤独になり、すべて失ってしまった方には、
光熱費などがかかることも問題とのことだが、
なにより、避難所で同じ不安を抱えながら暮らす人たちの
間に新しいコミュニティーができ、精神的な支えになって
いることが大きい要因とのこと。
花作り農家の檀家さんからある提案があったという。
被災した農地にヒマワリと菜種を植えたいというもの。
スリーマイル島では汚染された土地にヒマワリが植えられ、
チェルノブイリでは菜種が植えられた。
ヒマワリと菜種には、放射能物質を吸収する除染能力が
あるという実験データがあるためとのこと。
育てて収穫する雇用が生まれ、
なにより復興のシンボルになり、咲き乱れる
ヒマワリや菜の花を見に来る人が増えるかもしれない
ということだ。
年々歳々花相似たり
歳々年々人同じからず
初唐の詩人 劉廷芝の詩の一節とのこと。
なぜコンビニが24時間開いていなくてはいけないのか、
なぜビニールハウスに暖房をかけてまで正月にイチゴを
食べなくてはいけないのか。
自然に逆らうためにたくさんの電気を消費してきたことへの
警告ではないかとも語っています。
100%丸写し日記でした.....。
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