2010年12月14日火曜日

有松生け花展




















名古屋では絞りで有名な有松の町並みを
花で飾ろうという企画に参加し、今日終了した。

自分の花は有松絞り老舗の邸宅内、蔵の中に飾らせてもらった。
大変味のある邸宅で和の要素を含んだ洋間や
茶室から見える手入れの行き届いた庭、水琴窟もあり、
家を見るだけでも価値がある。

和のイメージしかわかなかったので、花はシンプルな
椿、自宅にあったユズ、コットン、水引、着色木を生け、
雪を表現するために渦状に彫りのあるお盆に白い砂を
溝に沿わせて撒き、意図的に花びらを落とす、
ウィンドウディスプレイに使用する雪スプレーで
葉や花に雪を降らせることも検討したが、
折角の艶のある青青した椿の葉の色を隠してしまうのは、
逆効果かと却下した。
お盆を置く台より上に壁の横に渡る木が作品を邪魔するため、
自作の掛け軸を飾った。

ちょうど、いい位置に椿が咲いたので、
持ち込んだところ、注意して運んだつもりが、
花を自宅に落としてしまった、まだ青い蕾さえ落ちてしまう。
結局、意図した位置に花を配置することが出来なかったのが、
やや不本意、ただ大変いい経験をさせていただいた。
12月の寒い時期なので止む終えないが、
有松自体の活気がもう少し出ればと思うが、
昔ながらの町並みも維持して欲しいとも思う。

2010年12月6日月曜日

ペット税構想

犬や猫などの飼い主に税金をかける
「ペット税」構想が民主党内で急浮上しているらしい。

ペットを無責任に捨てる飼い主に
動物愛護の自覚を促すのが目的で、
おそらくペット購入時に納税することを考えている
ようだが、なぜ、愛情込めて育て抜こうとしている
飼い主からも税金をとろうとするのか?
拾ったり、もらったりして飼っている人は
払わなくていいのか?

本当に愛護のために税金がいかされるのか
わかったものじゃない。
結局、海外でもやってるし、
ペットを飼う余裕のある家庭だから税金も
払えるだろうと安易に思いついたとしか思えない。

殺処分を食い止めるために必ず使われるのであれば
まだわかるが、
そうであるならば、保健所等に飼育放棄する飼い主に
ペットが生涯を終えるまでの管理費を払わせればいい、
購入時に、放棄すると管理費がかかりますからよく検討して
くださいと通達するようにすればいい。
経済的な理由で放棄する場合もあるだろうが、
邪魔になったり、飼育が面倒になったりするケースが多い
のではないか、先に一律で税金を取っても、
捨てる人は捨てると思う。
飼っている間、税金を払い続けるのであれば、
捨てたら税金を払わなくて済むので、
余計に放棄する人が増えそうな気がする。

無理な提案だろうか???
税金払いたくなくて、野犬が増えるかもしれない。

それにしても、民主党は一律に取る、配るが好きなのか、
手間が省けるからなのか、もう少し知恵を絞って、
なるほどと思わせる提案をしてほしいものだ。

2010年12月2日木曜日

高橋是清に遭遇














ここのところ、東京青山の草月会館に行くことがあるが、
ふと手前の公園に引き込まれるように足が向いた。
草月会館やフランス大使館の近代的な建造物に挟まれる
ようにたたずんでおり、砂場が手前にあるので、単なる公園か
と思いきや、奥に進むと、森に迷い込んだような木々に覆われ、
都会ではなかなかお目にかかれない大木や石像もあって
不思議な異空間だ。
植物に名札が丁寧にかけてあって更に読み進むと、
銅像がある、誰かなと思ったら、高橋是清とある!
高橋是清邸跡にできた公園だった。

やや強引だが、縁を感じてしまった。
母方の祖父の従兄弟の父に岡田啓介がいる。
当時の岡田啓介首相と高橋是清大蔵大臣は
いずれも226事件の標的になり、
岡田啓介は難を逃れ、高橋是清は凶弾に倒れる。

この地で命を落としたかと思うと、新緑に包まれ
昼食とるサラリーマンの中で感慨にふけってしまった。

2010年11月24日水曜日

名古屋戦争

河村名古屋市長と市議会の対立をさして、
そう呼ばれているそうだ。

市民税恒久減税、議員給与半減を公約に
当選した河村市長と、ことごとく反対する市議会議員。

市議会解散請求署名を行った河村市長、
その署名に不正があると、市議会側が署名した市民にちゃんと
本人が署名したか確認書を送付、今日その結果が出た。

約46万5000人分の署名中、有効署名数は計35万3791人分となり、
解散の是非を問う住民投票の手続きに必要な法定数(36万5795人)には
達しなかった。

河村市長は、自らの市長出直し選挙、
市議会選挙、自民党の大村秀章衆院議員の立候補を
依頼した愛知県知事選を同時に行うもくろみだ。

正直、恒久減税で好転するかどうかは、わからない。
ただ、その改革を多くの市民が支持したので、
実行してみるしかないと思う。
市議会議員も市民に選出されたと主張するが、
市議会議員一人一人の公約を確認した
上で、選出されたわけではない。

署名の有効無効の確認作業も、いままで行われてきた
幾多の署名もそのような作業を行ってきたのか、
確認署を郵送する費用も税金で行われているはず。
無駄を減らす方向に向かっているはずが、無駄な税金を
使っているようでは、本末転倒だ。

一部の市議会議員の中から河村市長の案を
受け入れようとする動きが出てきた。
やや強引なやり方のように感じることもあるが、
自ら給料を減らし、軽自動車で移動する河村市長が、
市議会議員の給料減額を主張するのは説得力がある。

内容を把握した上で、署名をした人間の一人として
河村市長を支持し、今日の結果に憤りを感じる。

2010年11月18日木曜日

大須観音骨董市






























毎月18日と28日に開催されている
名古屋では有名なお寺大須観音骨董市に行ってきた。
安くていい花器が手に入らないかとの思いだったが、
お寺の境内の骨董市だけに仏像仏具が多い、
陶器は茶道具が多い、あとは、パワーストーン、
着物の古着などなど。
花器は箱入りの高価なものが多い
、ビデオテープや壊れた甲冑など
とても売れそうに思えないものも並んでいる。
ふと、目に入ったのが、流木を売っている店。
生け花の花展ではよく流木が使われていることがある、
拾ってくるのか、買ってくるのか??疑問だったがこういう形で
売られているとは!なかでも味のあるうねりの木をしげしげと
眺めていたが、値段が書いていない。
流木の価格など検討もつかない...恐る恐る聞いてみると、
「どう安く見積もっても3500円ですね、名木展だったら、
1万円以上しまっせ!」の言葉が
ホントにお買い得だったか疑問だが、
1万円以上はちょっと手が出ないと思っていたところなので、
即決、生け花で使うと言ったら、店のおじさんもそれはいいね!
と少し盛り上がった。流木を持って電車に乗るのがやや
気恥ずかしかったが、どう生かそうかと妄想を広げていたため、
流木の注がれる視線も気にならず、思ったほど重くなかった。

2010年10月14日木曜日

死を処方する男

アルパチーノ主演の文字につられて、
重たそうな内容だったが、録画して見みたのが、
「死を処方する男/ジャックケヴォーキアンの真実」
というタイトルの映画かと思ったらテレビドラマらしい。

実在の人物で、100人以上の患者を安楽死させた医師の話。
死に至る液体か気体の薬品が注入されるシステムを作り、
管をクリップのようなもので止め、患者自らの行為で、
安楽死を実行させるというもの。

はじめ、州法に自殺幇助罪に問われる法律がなく、
安楽死を実行する際やそれ以前の問診もすべて
ビデオに撮っていることもあって、本人の意志で実行された
ことが証明され、裁判を起こされるたびに、検事からの
追求を切り抜け続ける。

人殺し扱いする人権運動家たちのプラカードに囲まれながら
も、兄弟や仲間が離れて行っても、安楽死を実行し続けた。

あのゴットファーザーのアルパチーノがすっかり、
老人になりながらも、痛み苦しみ続ける患者を死に
導くことは、医師としての処方だと主張し続ける頑固な医師を
見事の演じ上げていた。

結局、体が動かない患者に自ら薬を投与して、
殺人罪で投獄されるが、食事を拒否したり、抵抗を
し続ける。

私の両親は、安楽死教会というものに登録している。
幸いにも、それを意識させられる状況にはまだ至っていないが、
映画に影響されたわけではないけれども、
安楽死は止む終えないものと思っている。

安楽死は神の意志に背いていると言うが、それを言うなら、
放っておけば、死に至る患者を薬や手術で生かす
医療行為そのものが、神の意志の反しているのではないか。

クローンなどには、
あまりに行き過ぎで抵抗を感じるが、
一時的な痛み苦しみは別として、
病気障害での痛み苦しみから
永遠に解放されない人生を
本人の意志を押さえて続けさせることはできないと思う。

病気に苦しむ家族を介護者が殺害することは、
自分が楽になりたいと行動することもあるが、
当人の苦しみを自分の苦しみと受け取ってしまうから
犯してしまう罪だと思うので、
安楽死に導く医師ほど、患者の身になって、
痛み苦しみを受け止めている証拠ではないか。

苦しもうが、痛がろうが、医師にとって、
入院させ続け、治らない薬を投与し
続けることの方が事務的に楽で儲かるだろうから。

この作品は、エミー賞の主演男優賞と脚本賞を受賞した
そうだ。

2010年10月5日火曜日

初出品




















高島屋にて草月流生け花展があり、初出品した。
3週間ほどまえから花屋から花を取り寄せ、試作品を作成した。
ネギのようなフトイという素材で丸い剣山を囲み、
麻ひもを5カ所巻いて止め、竹を表現.....しようと思ったが、
フトイが意外とまっすぐではなく、竹のようにならず、
フトイの先を束ねる事にした。

前面のフトイを数本抜いて中にぎっしり詰まった
千両などの赤い実が水面にこぼれ落ちる作品を
イメージしていた。
しかし、時期的赤い実は揃わないとのことで、
アマランサスというブドウの房のように垂れ下がった花を
詰め込んで、なんとか代用した。

あまりに地味なので、水中にキラキラしたグリーンの
アクリルの石を敷き詰めて鮮やかさを増した。
イメージどおりにはいかないこともありつつなんとか、
本番に臨んだ。

お弟子さんを連れた先生らしき方に、
自分の作品だけに必死になっていたためか、
花器そのものが左右の作品に比べ奥に入って
いることを指摘された、花器と剣山を少し前に
出してみると、直立したフトイの影がくっきりと
壁に現れ、なるほど違うなと関心した。
その先生はテレビ番組の背景の花を担当されているそうで、
照明の位置をうるさく指摘されるそうだ。

花展当日、私の作品の前で白髪の年配男性と若い女性が、
並んでなにやらしゃべっている、親子だろうか.......
撮影するフリしてそっと後ろに近づいて
聞き耳を立てようとしたら、女性が一言喋ったと思うと、
男性が大声で笑い出した......。

何かに似てると言われたのか?よくないと言われたのか?
気になる気になる気になるけど、気にしないことにした。

そんなこんなで無事終了。

2010年9月19日日曜日

基本的にどうでもいい人ーその2

懲役2年6ヶ月の実刑の判決を受けた
基本的にどうでもいい人のこと。
保護責任者遺棄致死の致死を問われなかったのは、
すぐに救急車を呼んでいたら、命が救われたか、
救われなかったかの判断が専門家でも意見が分かれてる
ためだそうだ。

そこが問題だろうか?
勿論、命が救われることはなにより重要なことだが、
この男が、この女性を救いたいという意思と
自らの保身のどちらを優先させたかではないか?

勿論、友人知人に電話をかけまくっているだけで、
119番しなかったことは、後者を優先して行動したことになる。
そのこと自体が責められるべきではないか?
裁判員制度導入でもっと厳しい結果を予想していたので、
意外だった。

最も、保身するほどの演技力も音楽的才能も
ないのだけれど。
どうでもいいけど、この才能もないのに、
プライドだけ高い男が今後どういう人生を送るのだろうか、
興味深い気もする。

そういえば、同時期に話題を集めた
あの薬物使用の元アイドル歌手はどうしているのだろう、
忘れ去られたようだが、ホトボリが醒めた頃に.....かも。
おとなしく介護の仕事が出来るとは思えない。

2010年9月16日木曜日

基本的にどうでもいい人たち

基本的にどうでもいい人たちだが、
芸能界とはどういう仕組みになっているのだろうか?
芸能界でもほとんど仕事がないであろう人たちが、
覚せい剤やコカインを購入してなんども捕まっている。

清水健太郎も田代まさしもテレビには出られないだろう
風貌になっていることに驚いたが、またかと思うだけで
どうでもいい人たち。

ただ、どうやって安価でもないであろう薬物を、
業界を干されているに等しい人が購入する
ことができるのであろう?ということだけに興味がある。

その筋の方と仲良くしているという話しもあるようだが、
その筋の方も食わしてやってなんの特になるのだろうか?

上記の二名は、芸能界でも他の世界でも、
怖くて仕事を頼めないだろうに、
ホントにどうでもいいけど、どうやって生きて行くのだろうか???

2010年8月27日金曜日

小沢一郎という人

代表選に立候補するということ。

噂が以前からあって政治評論家が、
100%出ますと言っていたが、絶対ないと思っていた。

ほんの少し前に、カネの問題がクリアにできず、
辞めた人がなぜ首相を目指すのか???
周囲に押されたからなのかも知れないが、
結局、首相になってもカネの問題をまたつつかれて
急がれる問題が放置されることになるのは、
目に見えている。

宇宙人は相変わらず、ぶれまくっている。
政治家を辞めるといって撤回したと思ったら、
自ら小沢氏を説得して二人で辞めたと言われて
いるのに、立候補を支持するというポリシー皆無
発言を相変わらずの無表情でおっしゃっている。

小沢一郎氏がテレビの情報番組に出ると、
論拠がはっきりしていて大変わかりやすい。
以前は、この人が首相になれば、国民にも
わかりやすい政治が行われるのではないかと
期待していた。

その後の体調不良があったり、必要な議会に出ないと
言われたり、辞める、やっぱりやると子供のように、
ダダこねているように見える行動があったり、
だんだん期待が薄れてきた。

トロイカ体制と言われた3人が順繰りで首相になることに
なっているのか?
お前らでは何も変わらん!と意気込む若手議員はいないものか。
結局、選挙には勝てないから出てこないのか、
いないだけなのか。

2010年8月26日木曜日

加齢臭防止法

以前は、シャワーを浴びる際は、ボディブラシに
ボディソープをたっぷりつけて、ゴシゴシ洗うのが
通例だったが、テレビで肌を強くこすると、悪臭を出す
菌も落とせるが、悪臭を防ぐ菌も一緒に落ちてしまい、
かえって匂いが残ると聞いた。
翌日から、ボディブラシの上でソープを泡立てて、
手で肌にすり込む、なんだか頼りないが、
そういえば、汗臭さが押さえられている気がする。

最近の猛暑で、手でナデナデするだけではどうも、
スッキリ汗が流せていない気がしてまた、ブラシで
ゴシゴシ洗ってみたら、汗臭さMAX!
やっぱりだめだと、ナデナデシャワーに戻す。

30代ぐらいからか、突然自分の汗臭さに違和感を
感じるようになった、これが加齢臭というものかと、
気にし始めたが、自分の加齢臭にイヤなようで
愛着のようなものも感じてしまうのは、私だけでしょうか?

2010年8月15日日曜日

水木しげるという人



















毎朝「ゲゲゲの女房」がNHKで放送されており、
初回からかかさず録画して見ている。

今朝、民放テレビにご夫婦揃って、荒俣宏氏と出演していた、
荒俣氏と奥さんが話している間に大福を食べだしたり、
ドラマからも変人ぶりはわかっていたが、
緊張している様子は微塵もない。

弟を海に突き落として溺れ死ぬ過程を研究しようとしたり、
学校には寝坊して、数学の授業に出られず、
いつも0点。会社の事に熱中できないで、
会社はすぐクビになる、戦時中も、
寝ていて殴られるが、
翌日はまた忘れて寝坊して、
また殴られることの
繰り返しだったらしい。
漫画家は徹夜が当然だが、徹夜をせず仕事を続けたらしい、
徹夜をした漫画家はみんな急逝したので、
寝る事は幸福、長生きの秘訣らしい。

しかし、話す内容は興味深い、人間は息が出来るだけで
幸せ、幸福の値段を下げれば、幸せになる値段を
高く設定するから不幸を感じる。

皿以外何でも食べるので、
奥さんの料理の文句を行った事がない。

先ほど変人と書いたが、あくまでマイペース、
自然体で生きているだけかもしれない、
そうしたいが、なかなかできないのは、
飛び抜けた才能がないためか?

飛び抜けた才能を持つ人は、
みんなが普通に行っていることができなかったりするが、
それが、バランスというものなのかもしれない。
単純にまねするとおそらく、生きていけないが、
参考になる考え方はあるようだ。

「水木サンの幸福論」という本があることを
調べたので読んでみようと思う。

御年88才、兄弟も健在とのこと。

2010年8月7日土曜日

皮下脂肪織炎




















我が家の愛犬コーギー、もも10才。
お腹と胸にしこりを感じ、獣医さんに見てもらったが、
抗生物質でしばらく様子を見た後、
2カ所のしこりの摘出手術をすることになった。

胸のしこりは小さく、単なる脂肪の固まりで、
お腹のものは、触ると5cmぐらいかと思っていたが、
10cmにもなるしこりだった。
悪性腫瘍か検査結果を見ないとわからないとのことで、
しこりを病理組織検査に出した。

その結果、皮下脂肪織炎とのことで、
原因は、2才の時にした避妊手術の際の
糸が残っていて除去反応がしこりになったとのこと。
8年も前の手術が原因とは.......驚いた。

術後、お腹に多少水がたまった状態だったが、
そのうち吸収されるとのことだったが、
みるみるお腹がふくれてきて、再度病院に駆け込んだ。
お腹に針を刺して、注射器で吸い出すと、
3本分ぐらいの血が、抜かれた。

その後、お腹はふくれなくなったが、まだ、しこりがある。
あとは、薬で小さくなるはずとのことで現在、様子を見ている状態。

ガンかも!と覚悟していたが、ホッとした。

2010年8月6日金曜日

初銭湯







































自宅の浴槽を工事することになって、
2日間、風呂もシャワーも使用できなくなった。

帰宅後、お風呂セットを持って、母と車に乗って
目星を付けていた銭湯に行く事になった。

こんな暑い時期に風呂工事を決めたオヤジに
母は文句を言っていたが、当日は、最近旅行にも
なかなか行けなくなったこともあって楽しそうにしていた。

汗だくで、銭湯に到着したら、「本日臨時休業」の張り紙。
おそらく、あそこにあっただろうと思う2件目に行くが、
高層マンションに変わっていた。

止む終えず、繁華街のサウナに行く事にしたが、
ふと、信号待ちをしていた目の前に「ゆ」の文字が!

駐車場の場所を聞いて、やっと汗を流せることになった。
よく考えると、町の銭湯に行った事が一度もない。

番台の気さくなおばさん、鍵付きの下駄箱、マッサージチェア、
旧式の体重計、微かに流れる演歌、ケロリンの黄色い桶、
年配のお客たち、はっきり聞こえる「お先に」の女性客の声、
超音波風呂と言う名ジャグジー、ガラスケースの中の牛乳瓶、
「飲料水の表示のないものは飲まないようにしてくだい」の
張り紙など。

2回見た「おくりびと」の銭湯を思い出した。
こういった昭和な世界に逆戻りしたような空間は、
時間がゆっくり流れているようで安らいだ。
やがて消えていくのかもしれないが、
意外に常連客も多く、続けていけるのかもしれない。
ぜひそうなって欲しいものだ。

2010年7月9日金曜日

自動開閉の傘




















7月に入っても梅雨が開けず、
曇り空や雨が続いている。
今日も、傘が必要な天気で、
最近購入した小さめの折り畳み傘を持参した。
「1プッシュで自動開閉!」のコピーに
これは便利と購入して、使うのが今日で2回目ぐらい。

片手で1プッシュで開いて、地下鉄入り口付近で、
そういえば、1プッシュで閉じるんだと、
なにも考えずに、傘をさした状態で1プッシュ!
傘に乗った雨粒がどっと頭上に降り掛かった。

鈍臭いと言えばそれまでだが、これだけ勢いよく
閉まったら、どっちを向けても水がかかる、
それほど便利じゃないじゃんと思ってしまった。

それにしても、傘というのは、構造的にほとんど
進化していないように思う。
地球の裏側の人と顔を見ながら話せる時代に
車の乗り降りなどにはどうしても雨に濡れてしまう。
濡れた傘を車内に置かなければいけないので、
結局、車内も濡れてしまう。
こんな単純なことが、人間jの英知を駆使しても
解消できるアイテムを作れないのか?

以前、新しい雨よけのいい方法はないものかと考えた
ことがある。
背中からピーッと引っ張ると体全体を覆ってしまうものや、
車の扉を開けるとカエルの水かきみたいに、
膜が張るといったように。

この頭で思いつくことが、商品化されていないのは、
いろいろ無理があるからだろうが、
自然の働きには所詮かなわないのだろうか。

2010年6月25日金曜日

アイアンマン2



















アイアンマン2を見に行った。
きっかけは、AC/DCのサウンドトラックを
購入したことだったが、バンドを組んでいた時代を
懐かしむようにCD/DVDを見聞きするが、
以前は、単調なギターリフに魅力があるものの
飽きを感じていたが、今はなぜか心地よい。
短パンをはいて鳥打ち帽をかぶる、
ハードロックとしては決してかっこ良くはないはずだが、
20年以上経ってもいまだに同じサウンドを
禿げたオッサンたちが、汗を流して、
ツバを飛ばしてのパフォーマンスにかっこよさを感じる。

最近のハリウッド映画は、アメコミの焼き直しばかりで、
またかというイメージだったが、「1」が意外に、
設定に惹かれるものがあった。
軍需企業の天才社長が囚われの身から脱出するために、
パワースーツを作り、武器産業を止めることになる。

「2」は更にわかりやすく、圧倒的なCGと、
主役のダウニーJrのキャラクターに爽快感があって
「1」よりよかった、ロールバック後、「3」への伏線もあった
ので、今後が楽しみだ。

2010年6月13日日曜日

こんなにオシャレなのに.....

近所にこんなにオシャレなマンションが建ちました。























マンション名は?と見ると、




























“さくま荘”って........名前だけで入居者減りそう...........。



以上。

2010年5月31日月曜日

政治家の感覚

沖縄の基地問題で民主党の迷走が続いていた。
いろんな候補地の名前があがった末に、
はじめから決まっていた通りになったとは、
腹案があるとかいいつつ、沖縄県民を振り回しただけ
で、首相は続投しますと言い切れる鳩山首相にも
呆れる。
しかし、鳩山首相の記者会見は、
カメラ目線のように見えるが、視線が合っていない。
国民との視線が合っていないことを象徴しているようだ。

日曜日に某関西系硬派情報番組を見ていると、
2006年に最初に普天間が辺野古に移転することが
決まった時点で、小沢氏は、辺野古の土地を購入していた
という事実があるという。

辺野古に移転する情報を一番最初に知る政治家が、
私利私欲のために真っ先に購入するとはどういうことか!
株ならインサイダー取引みたいなもの、
罪には問われないのか?

今回、辺野古に落ち着いたのも、
はじめから決まっていたのか、小沢氏の無言の圧力で
押し切られたのか、二世議員の金持ちには庶民感覚
はわからないのか。

そうとはいえ、沖縄県民でも基地の恩恵で大金持ちに
なっている人もいるそうな、何を、誰を信じたらいいのか???

2010年5月22日土曜日

トンボ玉











ショッピングセンター内の和装雑貨店に立ち寄ったら、
トンボ玉なるものがあった、ビー玉のようなもので、
真ん中に穴が空いている。
本来は、根付けやかんざしに付けて使うらしいが、
お香立てに使えますとあった。
ちょうど探していたこともあり、あまりに美しいため2個購入。
どうやって作るのか調べてみるが、ガラス細工だけあって、
相当な設備が必要で、トンボ玉教室もある。
汗っかきだから作るのはなぁ、トンボ玉コレクターにでもなるか!

2010年5月16日日曜日

自転車使用環境

朝夕は多少冷え込むものの、
昼間は気持ちのいい気候だったため、
日頃行かないところにも自転車で行ってみた。

いずれも駅前だったが、ちょっと本屋に寄ってとか、
ちょっと買い物と思っても、知らない間に
すべて有料の駐輪場に変わっていた。
どうりで、2重3重に歩道を塞いでいた自転車群が消えており、
規則正しく、生真面目にならんでいる、
ちょっとだからと不真面目にタダで止める度胸もなく、
止め方支払い方をよく読んで駐輪。

本屋から戻ったら100円也。

奇麗になったんだが、なんか腑に落ちない。

自転車の使用環境は、よくない。
歩道を走れば、歩行者の邪魔になり、
車道を走れば、自動車に引っ掛けられそうな
気がして振り返りつつ乗らなければいけない。

運転者もマナーが悪い、「止まれ」と路上に書かれた
ところでも止まらないし、注意もしない。
細い道から車道を横切るのに全く左右を見ないで
突っ切る人もいる、車の音を聞いているつもりかも
しれないが信じられない。

原付に乗っていた時はもっと環境が悪かった印象がある、
どうりで原付が普及しないはずだ。

2010年4月4日日曜日

モモイロタンポポ




















花屋の前を通ると、見慣れない花があるので立ち止まった。
ポップに「モモイロタンポポ」とある。
花はタンポポに似ているが一回り大きく、茎が細い。
葉っぱを見るとなるほどタンポポに似ている。
¥248と安価なこともあって購入してネットで調べると、
キク科でタンポポとは同じ種類ではないようだ。

http://www.kagiken.co.jp/new/kojimachi/hana-momoiro-tampopo_large.html

それにしても桜満開の中、春らしい可憐な花をみつけた。

2010年3月28日日曜日

サンデープロジェクト最終回

日曜の午前中にサンデープロジェクトという番組をやっている。
あまり見ないがたまたまチャンネルを合わせたら最終回とのこと。

何故見ないかと言うと、田原総一朗の進行が嫌いだからだ。
特に社民党や共産党など少数野党の政治家には話しを
振っといて「もういい」とか言って途中で遮るので不快になる。

今回見続けたのは、与党側に亀井静香氏、菅直人氏、
福島瑞穂氏が出演しており、前日に亀井氏が郵政改革案を
総理をはじめ、主要人物に了承を取って発表したと言った
ものの、総理から「了承してません」と言われてしまったこと
に対してどう話すかが気になったからだ。

亀井氏は管氏にも電話で伝え、数値まで伝えたというが、
すぐ横の管氏は数値までは聞いてないと言い、
その後は、言った言わないの水掛け論は言いたくない
と言いながら、水掛け論を繰り返した。

あまりにも見苦しく、現在の与党の混迷ぶり、首相の
リーダーシップのなさを公共の電波にのせて
露呈してしまった。

自民党政権では、なにも変わらないと民主党が支持され、
長年の膿みが吐き出されて変わっていく感覚はあったが、
支持率も徐々に下がり始めた。

借金だらけの国家財政なのに、
無料化、バラマキでどう見ても資金が足らないのが
目に見えていたので、やっぱりの状態になっている。

それよりも、考え方の違う政党と連立したことが、
つまづきの原因ではないかと思う。
普天間問題にしても、まとまるような気がしない。
首相が交代しても連立を解消しない限り、
立ち行かない気がする。

2010年3月21日日曜日

経鼻内視鏡検査

先々週、会社の検診を受けた際、
オプションの内視鏡検査を受けた。
従来は口からだったが、細いカメラを鼻から
入れるので負担が少ないとのことでやることにした。

消化器官に内部障害を持っているため、
胃には常に負担がかかっているので、
問題があっても不思議はないと常日頃思っている。

胃の内部をキレイするものとやらを紙コップから飲んで
横になって行き渡らせるため、ゴロゴロとした後、
鼻に麻酔薬を入れる。
その後、以前は何度も味わった独特の検査室の雰囲気を
感じつつ、右鼻から挿入するため、左を下にして寝て挿入。

女性看護士さんが、右肩に優しく手を置いて赤ちゃんを
あやすように静かにたたいてくれる。
「上手ですね」と言って鼻から食道を通ると、
どこかに行ってしまった。
カメラを入れてもらうだけで何が上手なんだろうと思いつつ、
終わるまで肩をたたいてくれるものと思っていたため、
少々残念だなぁと結構、余裕だった。

「潰瘍が出来た跡があります、食道も荒れてますね」と
医師の声。口は動くため、軽く返事をすると、
「組織を取っておきましょう」と手元のカメラから
針金のようなものをスルスルと差し込んでいく。
視線の少し上にモニターがあって、画面いっぱいに
青い液が飛び散った、痛み止めかなにかの薬だろう。
少しチクッとすると、「終わりました」とカメラを抜いて
いった。

結果は、2週間後とのことで、先日、外来に向かった。
「食道潰瘍、逆流性食道炎です」と、1ヶ月の投薬で、
症状が治まったら大丈夫ですとのこと。
内視鏡写真を見せてもらったが、
安心させようと、「跡」と言ったのだろうが、
モニターでは見逃していた潰瘍がしっかり出来ていた。
組織検査は良性だったので、やや安心した。

2010年3月17日水曜日

空気の読めない政治家

鳩山邦夫氏が自民党を離党した。
坂本龍馬の薩長連合のように、
舛添要一氏と与謝野馨氏を取り込んで新党を立ち上げると
息巻いての離党だ。

この人は自分が見えていないのだろうか???
前原大臣に「私の好きな坂本龍馬に例えるのは不愉快、
薩長連合?はっ?って感じです。」
と完全にバカにされて、
舛添氏、与謝野氏両氏にも相手にされず、
トーンダウンし始めた。
なぜこの時期に?
鳩山邦夫の旗のもとに誰が集うと思ったのか?
資金力があるのかもしれないが、
政治家として周囲、国民から支持されている
と思っていることが相当、KYな人物。

ウィキペディアで調べてみると、

新自由クラブ→自由民主党→無所属→改革の会→
自由改革連合→新進党→民主党→
無所属→自由民主党→自由民主党離党

とぶれまくっているし、
大臣の際の「友人の友人がアルカイダ」と言ったり、
死刑執行をベルトコンベアと言ったり、
SMAPクサナギ君を「最低の人間」と言ったり、
森喜朗氏と双璧の失言だらけで、
東大を出ているのになんでこんなに、
知性のない発言が多いのかと思ってしまう。

自分も母親からもらっておいて返したとたんに、
暴露発言で兄を落し入れるが、
離党された自民党からアンタも脱税王と言われる始末。
自民党に居づらくなっただけか。
こんなレベルの人間に日本の将来はまかせられないが、
なぜか政治家を続けられている不思議。

平成の坂本龍馬は、

1.一人っきりで寂しくて、頭を下げて自民党に復党
2.一人っきりで寂しくて、頭を下げて民主党に入党
3. 政治家引退してチョウチョ集めに出かける。

どの行動に出るだろう?
「3」でいいんじゃない。

超辛口日記でした。

2010年3月14日日曜日

ベストセラーのフリしてる絵本


待望の第三弾自作絵本が3月発売になった。
作成時のお約束で数店の書店で平詰みにしていただける
ことになっており、書店名一覧表が出版社から送られてきた
ので、早速、主要書店巡りに行く事にした。

当然、タイトルも著者名も装丁デザインもわかっているのに、
大きい書店になると闇雲に探すと意外と見つからない。

面倒なので書籍検索端末でタイトルや自分の名前を入れて
検索し場所を調べて探した方が早い。

5店回ったが、見つかったのが3店、
見つからなかった1店は検索端末が故障中、
もう一店は端末がなく、全部見たつもりだが
見つからなかった。

見つかった1店は文芸書コーナーのやや場違いな場所、
もう一店は店内の隅っこの棚の済みっこで目に入ることは
まずないだろうという場所....まあ、分類しづらい内容だし、
無名の作家で今のところ話題性もないから
しょうがないかとやや納得。

最後に訪れた駅前のデパート最上階にある、
かなりの集客力のある書店。
例によって検索端末で調べると、なんとベストセラーの
棚にあるとのこと!?
ホンマかいなと見に行くと、すでにベストセラーになっている
もの、ベストセラー作家の売れると目されるものの中に、
ベストセラーのような顔をして並んでいたのがなんだか
笑えた。
「お前ベストセラーちゃうやろ!」と一人で突っ込みそうなった。

検索端末で検索後、タイトル名、著者名が
表示された状態のままにして立ち去ったのは言うまでもない。

2010年3月13日土曜日

過払い金の返還

最近、「過払い金を取り返せます!」のCM、電車の広告、
新聞、チラシ広告をよく見る。
それだけ、借金をしている人が多いんだなぁと思って
いたが、それだけではないようだ。

弁護士の広告が解禁になったことに加え、
過払い金の取り立ては弁護士にとって大変儲かる仕事
でこれだけをやっている弁護士事務所もあるそうな。

元消費者金融にいた人間が、
ボランティアで取り返しますとか言って
後で多額金を請求する例をテレビで放映していた。

通常、ボランティアなわけがないだろうと思うが、
切羽詰まっていると正常な判断ができなくなっているのかも
しれない。

正当な業務をしているところもあるだろうが、
あのさわやかなCMの裏にそういう理由があったなんて、
なんかちょっと気持ちが悪い。

2010年3月7日日曜日

国民読書年

今年は、国民読書年だそうだ。だからというわけではないが、 最近、継続的に本を読んでいる。

ミーハーなので、“映画化!”の情報から読み出すことが多いが、 いつも見る前に読んでおこうと思うが、結局映画公開までに本を買えず、 買っても読み切れず、映画を先に見て読まずに終わってしまう 悪いパターンが多かった。

今回は逆。「食堂かたつむり」をさらっと読み終わった。 読みやすい文体で、小さなファンタジーもあり、 ほろっとするところもあった。料理のメニューも興味深く、 別冊でレシピ集も出ているようだ。

ベストセラーになるだけあっていい作品だと思ったが、 本・映画共に、ネットでは賛否両論あって、 よく見る映画評論家の評価サイトでは、 100点満点中、4点で散々こき下ろしていたこともあって、 どうも見に行く気がおこらず、このまま公開が終わってしまいそうだ。

今年、海外の著名な作家の推理小説を読み始めたが、 登場人物が多くなってくると、ピーターだの、ベティーだの 名前でイメージが固定できず、めんどくさくなってやめてしまった。

不思議なことに、日本人の名前だと、名前の字面で、 イメージできるのでなんとか読み進めることができる。

最近の文学賞受賞作などでも、いじめ、暴力、自殺、不倫など、 ニュースや身近で散々見せられている暗い現実をよりリアリティーをもって 描かれているようなものが多く、いかに巧みに描かれているものでも、 別の空間にワープできることが本や映画のよさなのに、 わざわざ現実に引き戻されるような作品に お金を払う必要があるのかと思ってしまう。

ファンタジーが白々しく感じてしまう時代なのか、
生まれにくい(あるいは出尽くした)時代なのかもしれない。


自分で書けないかと日夜考えているけどね・・・。

2010年2月21日日曜日

サタデープログラム落語会

土曜日、T中学高校で行われるいわゆる市民公開講座
に参加してきた。
地元でも有名な進学校で現役時代は全く縁がなかった
T中学高校ではあるが、
よくある市民講座とは違って柔らかい講座や
親子で工作する教室などもある。

講師も、森田実(政治評論家)、
上野正彦(法医学者)
穀田恵二(日本共産党国会対策委員長)、
京極夏彦(小説家)、向谷実
(音楽家、鉄道愛好家)、石丸幸人(弁護士)、
梨元勝(芸能リポーター)
という多彩な顔ぶれだった。
前回は京極夏彦氏の講座に参加したが、
そのなか、今回は古今亭志ん彌先生の落語講座に参加。

落語好きの母も同行することになった。
毎回学生主体で運営されており、かなりの動員数で、
トラブルが多々起こるが、微笑ましいの範疇。

講座は、前座、二つ目、真打ちの違いや、
座布団は、四方で縫い目のない箇所が一カ所あり、
そこを膝方向に向けるため、
客席側からゆっくり置かなければならないとか、
帰宅する師匠の靴を早くから準備すると、
「早く帰れ」を意味してしまうので、帰宅直前に置かなければ
ならない、黒い靴なので、どれがどの師匠の靴か覚えなければ
いけないので前座の仕事も大変とか、
(雪駄じゃないの?と思ったが)
食わせてもらえるのは前座だけ、二つ目以降は自分の稼ぎ
だけなのでなかなか稼ぐ場所がないなど
興味深い話をお聞きした。

刑務所で落語会を開いた後、町で出所した受刑者に、
「久しぶり!刑務所で会ったな」と言われて困惑した
という話しには笑った。

TVに出る事をよしとされていない方のようで、
メディアであまりお見かけしないが、
落語の腕は確かで、引き込まれた。

ただ、視聴者には子供も多かったが、
場内の雰囲気で出し物を決めると言われていて、
郭話を選択されたのがどうかなと母と話していた。
わからないなりに聞かせといてもいいのかも.....
でも親は質問攻めされると困るでしょうな。

2010年2月11日木曜日

焼き芋食べたい

先週、仕事帰りに自転車をこいでいると、
「いーしやきーも〜」の声が。

焼き芋屋さんの軽トラックが角を曲がるのが見えた。
久しぶりに買ってみようと、追いかけると止めた人がいたようで、
住宅街に止まっているのが見えた。

近づくと、数人つられて家から出てくる人がいて、
結局、4人目ぐらいに並んだ。
結構高いもんだなぁと思いながらも、
カサカサの新聞紙を広げて、湯気を立てている
アツアツの焼き芋を、熱がりながらも、
黄色いホクホクの焼き芋を頬張るイメージが出来上がっていた。

一人前の子供の焼き芋が新聞紙に包まれると、

「あ〜、にーちゃんの分もうないわ、すまんな」
と軽くおっしゃる。

「え〜!1本もないの?」
「わるいな」

イメージを引きずりながらも、あえなく引き上げる。

その後、毎日のように「いーしやきーも〜」の声がしないか、
キョロキョロしながら帰宅するが、いまだに遭遇せず。

あ〜あ、焼き芋食べたい。

2010年2月7日日曜日

日本の国技

相撲は日本の国技と言われている。
が、違うという話もあるらしい。
プロレスやK1と同じ格闘技ではあるが、
神聖な格闘技な部分があるので
同列にはならないと思う。
不祥事、人気凋落などで改革が望まれているが、
まわしに広告を入れたり、土俵でヒップホップダンスを
してから相撲を取る事はあり得ない。

子供の頃、相撲の大ファンだった。
「大相撲」なんて雑誌を買って力士のデータを
調べたりしてほくそ笑んでいた。

一番のごひいきは、若三杉。
きれいな力士で、体がやわらかく、
非凡なものを感じる取り口が魅力だった。
へそ曲がりなので、横綱若乃花になったころから、
興味が醒めて行った。間垣親方となって車いす姿を
見た時は寂しい思いがした。

二番目は鷲羽山
小兵ながら、動きが早く、高見山との対戦はワクワク
した。鷲羽山も現在は、頭が真っ白になっている。

あの頃は、北の湖、貴ノ花、旭国、三重ノ海、魁傑など
個性的な力士も多く技も多彩だった。

今はほとんど、相撲を見ない。
なぜか魅力を感じない。

朝青龍が突然引退した。
直接の原因は定かではないが、
土俵上でのガッツポーズなどは、神聖で伝統のある
相撲には違和感がある。

時代は変わり、外国人力士が上位を占める中、
品格なのかどうかわからないが、こうあるべきという
相撲の姿はあるはず。
朝青龍はそれにそぐわなかったと思う。

引退会見後、ハワイでサングラスをしてくつろく姿を
見たが、まさに彼らしい...。
K1にでも出るつもりだろうか???
相撲ほど縛りはないので、それはそれで面白いと思う。

ただ断髪式ってやるのかな、普通の神経ではできないが、
彼ならば平気でやりそう、会見みたいに涙ぐんだりして。

2010年1月30日土曜日

地下鉄人間ウォッチング

毎朝、通勤していると自然に同じ場所に自転車を止め、
同じ車両の同じ乗り口から地下鉄に乗る。

そうすると、やはり同じ行動を取っている人を
観察しているつもりがなくても目についてしまう。

毎朝、ホームに着くまで走り続けているOLがいる。
なんで早めに家を出ないの?

毎朝、私は最後尾の車両の後ろから
2番目の乗り口の前で立って待っているが、
車両がホームに入るまで
ベンチに座っていて、車両が着くと同時に
3番目の乗り口に立ち、ドアが空くと結局、
比較的空いている2番目の乗り口から
私の後について入って空席を探し、座ると2区間で降りる
学生がいる。若いのになんでそんなに座ることに必死なの?

毎朝、私が立っている先にホームの最後尾の階段があり、
エスカレーターもあるのに、そこから必ず降りてきて
遥か先の最先端まで歩いて行く教授風の男性がいる、
運動のためかもしれないが、電車がホームに入ってくる
時間になっても必死で、並んでいる客をかき分けて
最先端まで早足で歩く、その必死の形相を見ていると
なんで?と思ってしまう。

普通と思っている自分も人から見たら不自然な行動を
取っているのかもしれない。

2010年1月22日金曜日

カールじいさんの空飛ぶ家

もう終わりかけなので、朝一の吹き替え2D版しか
やっていなかったが、どうしても見たかったので、
止む終えず見ることにした。

吹き替えのアニメーションを見たのが始めてだったが、
よくタレントが「初めて吹き替えやりました」とか
芸能ニュースで見かける。
下手な吹き替えが気になって映画そのものが、
台無しになるのがイヤなので避けていたが、
多分、声優だけだったので
なんの違和感もなかった。

前回の日記で、アバターの事を書いたが、違う意味で
3D技術の進化に驚いた。
劇場で見たからなおさらだが、洋服の質感、今まで
3Dでは表現できないと思われてきた髪の毛や、
動物の毛並みも完璧で、マペットが、セットの中を
動いているように見える。

ストーリーもジーンときたり、笑ったりで、伏線も多数張って
あり、よく出来ていた。
(自作の絵本と重なるところがあったような.....)

2010年1月10日日曜日

新しもん好き

基本的に私は新しもん好きです。
その一
Twitter(ツイッター)
やってみたものの、つぶやいてみて、反応はあったものの
知らない相手にどう会話を続けていいかわからず、
知ってる相手にはメールでいいじゃんと続かず....。

その二
WAON(ワオン)
電子マネーって得しそうってことで始めてみたものの、
チャージするのも面倒くさいし、WAONカードを使う時に
「ワォ~ン」と泣くのが楽しいが、ポイントがどうなっているか
よくわからん....。

その三
アバター
3D眼鏡をかけて見る映画とはどんなものか体験したく、
対応映画館に行ってきた。
聞いていたほど、眼鏡は重くなく、逆に自前の眼鏡の上から
掛けていたので、ずれにくかったのかもしれない。
雪のようなカケラが画面全体に降っていると顔にあたるかも!と
よけたくなる感じ。
想像していた飛び出す感じではなく、遠近感がはっきりする
ようだ、眼鏡に色が着いているため、眼鏡を外したほうが
明るく見える、そのあたりは改善の余地があるように思う。
ストーリーは、ありがちかな?
金になる鉱物を含んだ惑星から先住民を追い出そうと
人間が画策し、先住民の体を借りて取り入ろうとするが、
主人公は先住民に恋をしてしまい、先住民の姿で人間と戦い、
追い払うというもの。モロネタばらしだが、
もったいぶる話しでもない。

先住民がなんで英語を知ってるの?
はじめ先住民の言葉をしゃべっていたが、
だんだん英語になっていく。
先住民の衣装がなんで
アフリカの先住民のような衣装を着ているのか?
もっと近未来的でもいいのでは?

など疑問点はあるが、映像そのものは、CGもここまできたか
というスゴいものだった。

だんだん、新しいものについて行けなくなりそうな予感あり。

2010年1月8日金曜日

ふしぎがり

NHKスペシャル「ふしぎがり~まどみちお」を見た。
「ぞうさん」の作詞で有名なまどみちおさんは、100歳になったそうだ。
奥さんも93歳でご健在、まどさんは病院で生活されており、
ときおり奥さんが杖をついてお見舞いにくる。
まどさんは病院にあっても、驚きや発見があって不思議がって
詩にすることを続けていらっしゃる。
年を重ねるとだんだん気力が薄れていくものらしいが、
息を吸う事の次に言葉が大事と、車いすで景色を眺めては、
創作を重ねていることは、スゴいことだが、ご本人には自然なこと
なのかもしれない。
「ぞうさん」の歌詞は、ゾウに鼻が長いねと言うと、
「鼻が長くて変だね」と言っていることになる、
「母さんも長いのよ」と好きなお母さんと同じだと言う事で
誇らしげに思っていることを表現し、ゾウが鼻が長いまま
生きていることがすばらしいことと説明されている。

子供の頃なにげなく歌っていた歌にそんな深い意味があった
なんてしらなかった。

食べているタタミイワシが子供のイワシが集まったものであることから
小さな命を食べて自分が生きながられえていると感じる
ピュアな感性を持ち続けていらっしゃるが、
戦場を経験され、戦争に協力する詩を書いたことを後悔し続けていらっしゃる、
お子さんも先立たせている、奥さんにアルツハイマーにも難儀されている。
苦労の少ない人生がピュアな感性を
生むわけではないことがわかる。

まどさんの半分の人生でズボラな生活をしてる場合じゃないとやや反省.....。